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作品名 | 暁のヨナ |
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放送年 | 2014年 |
話数 | 24話 |
謀反により国から逃げ延びた高華王国の王女・ヨナが、神話に導かれ、龍の力を受け継ぐものを探す旅に出る、古代中国や韓国などをモチーフにした時代劇風ファンタジー。
2014年10月からTOKYO MXなどで放送されたアニメ作品で、監督は米田和弘が勤めた。原作は草凪みずほにより『花とゆめ』で2009年から連載されており、単行本売り上げが300万部を突破している人気作品。
『ベルセルク』作者の三浦建太郎や、『灼眼のシャナ』作者の高橋弥七郎など、多くの著名な漫画家・小説家が原作コミックの帯に推薦文を寄せ、絶賛している。少女漫画でありながら、女性のみならず男性ファンも多い。
目次
- 1 アニメ「暁のヨナ」を視聴できる動画配信サービス比較
- 2 「暁のヨナ」の原作
- 3 「暁のヨナ」のあらすじ
- 4 1話:王女ヨナ
- 5 2話:ちぎれた絆
- 6 3話:遠い空
- 7 4話:風の部族
- 8 5話:咆哮
- 9 6話:紅い髪
- 10 7話:天命
- 11 8話:選んだ扉
- 12 9話:ふるえる覚悟
- 13 10話:待望
- 14 11話:龍の爪
- 15 12話:目隠しの龍
- 16 13話:反響する恐怖
- 17 14話:光
- 18 15話:新たな地へ
- 19 16話:戦ごっこ
- 20 17話:阿波の海賊
- 21 18話:縁
- 22 19話:千樹草の試し
- 23 20話:勇気の連鎖
- 24 21話:火花
- 25 22話:歴史は夜作られる
- 26 23話:誓いの朝
- 27 24話:これから
- 28 暁のヨナOVA
- 29 「暁のヨナ」の登場人物・声優・キャスト
- 30 アニメ「暁のヨナ」のスタッフ
- 31 「暁のヨナ」の公式サイト
- 32 「暁のヨナ」の主題歌
- 33 現在無料視聴できる動画配信サービスはこちら
アニメ「暁のヨナ」を視聴できる動画配信サービス比較
各動画配信サービスで暁のヨナが視聴できるかの比較表がこちらです。
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「暁のヨナ」の原作
草凪みずほ「暁のヨナ」
草凪みずほの作品
- よいこの心得(『花とゆめ』・『ザ花とゆめ』、2003年 – 2004年・2006年、全2巻)
- 夢幻スパイラル(『花とゆめ』、2004年、全2巻)
- ゲーム×ラッシュ(『花とゆめ』、2005年、全2巻)
- NGライフ(『花とゆめ』・『ザ花とゆめ』、2006年 – 2009年、全9巻)
- 暁のヨナ(『花とゆめ』、2009年 – 連載中、既刊32巻)
「暁のヨナ」のあらすじ
高華王国唯一の姫であるヨナは、父王イルや幼なじみで護衛のハクに大切に育てられていた。16歳の誕生日、幼いころから想いを寄せている従兄・スウォンにかんざしを贈られたヨナは、彼への気持ちを父王に認めてもらうため部屋を訪れる。しかし、そこで目撃したのはスウォンが父に剣を突き立てる瞬間だった…謀反を画策し、ヨナの命をも狙うスウォンからハクと共に辛くも逃げ伸びたヨナは、はじめて外の世界の現実を目の当たりにし、自分の無力さを知る。生き延びるため、そしてハクを失わないため、覚悟を決めたヨナは建国神話に語り継がれる龍の力を持つ者たちを求め、旅に出ることを決意する。
1話:王女ヨナ
珍しい緋色の髪を持つ王女・ヨナは優しい父・イル王や幼馴染みの将軍・ハクに守られ、何不自由なく暮らしていた。しかし、ヨナが16歳の誕生日を迎え、祝いの宴の中、思いも寄らぬ出来事がヨナの身に降り掛かる。
2話:ちぎれた絆
突然の反乱に呆然とするヨナ。そこにハクが駆け付け、ヨナをかばい賊軍を倒していく。側近・ミンスの手助けもあり、何とか城から脱出できたヨナとハクだが、自分の身に起こった出来事が信じられないヨナだった。
3話:遠い空
ヨナを守りながら山道を進むハクは、かつての親友と交わした言葉を思い出し、ヨナに何とか立ち直ってほしいと願う。一方、ヨナはただ茫然とするだけで、うわの空だった。そんなとき、ヨナにある出来事が起こる。
4話:風の部族
辛い逃亡の旅の末、ハクの故郷・風牙の都にヨナとハクの2人は何とかたどり着いた。一方、緋龍城では次期国王を決めるため、火、水、地の各部隊長と、風の部隊長の代理・ムンドクが協議していた。
5話:咆哮
イル王殺害の汚名を着せられたハクは、ヨナと共に風牙の都を出る。しかし、火の部族長の次男、カン・テジュン率いる兵たちが追い掛け、ハクを追い詰める。そして、捕らえられたヨナは緋龍城へ連行され…。
6話:紅い髪
兵たちを相手に奮闘を続けるハクとヨナ。しかし、ハクは敵兵の毒にやられ、谷底へと落ちそうになる。そのハクを助けようと、自らの紅い髪を切り捨て、ハクを守ろうとするヨナ。2人の気迫に兵たちも圧倒されていた。
7話:天命
ヨナとハクは、谷底で暮らす神官・イクスと少年・ユンに助けられる。ヨナは神官がなぜこんな不便な場所にいるのか分からず、自分の無知さと無力さを思い知らされる。そして、イクスはヨナに天命について語り始める。
8話:選んだ扉
イクスから、ヨナやハクと共に世界を見てくるよう命じられたユン。ユンにとってイクスとは何物にも代えがたい大切な存在だった。そんなユンの気持ちを汲み取るヨナとハクだったが、黙って見守ることしかできず…。
9話:ふるえる覚悟
ヨナたちは四龍の1人、白龍がいるという幻の里へと向かう。しかし、里に向かうためには兵と鉢合わせする危険性があった。ヨナは皆の足手まといになりたくないと考え、武器の使い方を学ぼうとする。
10話:待望
白龍がいる里へとたどり着いたヨナたち。白龍・キジャは里に不審な人物が訪れたと聞き、ヨナたちの前に姿を現す。そして、ヨナを見たキジャは、初代・白龍が仕えていた緋龍王とヨナの姿を重ね合わせるのだった。
11話:龍の爪
白龍・キジャを仲間に加えたヨナたちは、次なる四龍の戦士・青龍を捜すことに。キジャは自分の能力でほかの戦士たちの居場所を調べようとするが、うまくいかずに何も役に立てていないと自己嫌悪に陥ってしまう。
12話:目隠しの龍
青龍を捜し、岩山に築かれた隠れ里を見つけたヨナたち。キジャいわくここにいるのは間違いないとのこと。しかし、里の人に聞くもそんな人物はいないと皆口を揃えて言う。そんな中、ヨナは皆とはぐれてしまい…。
13話:反響する恐怖
ついに青龍と出会ったヨナたち。しかし、青龍はすぐに姿を隠してしまう。追い掛けるヨナたちは青龍と向き合い、彼に龍の力を貸してほしいと頼み込む。だが、青龍は龍の力は呪いの力だとヨナたちを拒絶する。
14話:光
ヨナたちは、崩れた洞窟に閉じ込められてしまう。そして、青龍とともに外につながる洞窟の壁を掘ってゆくが、壁はなかなか崩れない。一方、外に残されたハクもまた、ヨナたちを助けるべく岩壁を掘っていた。
15話:新たな地へ
ヨナから「シンア=月の光」という名前をつけてもらった青龍が旅の仲間に加わり、キジャが感じ取った「緑龍」の気配を頼りにその行方を探している。そんな中、王や将軍から見放された貧しい村を通りかかり…。
16話:戦ごっこ
スウォンが提案した「戦ごっこ」が祭りの催し物として開催された。その「戦ごっこ」にスウォンやジュド、グンテも参加。高華国屈指の武人と言われるグンデが、この戦いの中で取った行動とは…。
17話:阿波の海賊
緑龍の気配を頼りにヨナたち一行がたどり着いたのは、地の部族、阿波の港だった。しかし、緑龍は移動を繰り返しているらしく、居場所を特定することができない。そんな中、ハクは出掛けた先で、とある娘を助ける。
18話:縁
理不尽な役人の犠牲になった子供の姿を目にしたヨナたちは、怒りを抑え切ることができなかった。そんなヨナたちの前にジェハが現れ、戦いで傷ついた仲間の代わりにハクを海賊仲間にしようとするが…。
19話:千樹草の試し
ギガン船長はヨナに対し、船長や海賊たちと共に戦う条件とを提示。それは、断崖絶壁の途中に生えている希少な薬草・千樹草を1人で採ってくるというものだ。危険を伴うので、周囲は懸命に止めるが…。
20話:勇気の連鎖
海賊たちは、クムジとの直接対決が間近に迫っていることを感じて覚悟を決めていた。そんな中、ジェハとヨナは街に偵察に出掛け、領主・クムジの姿を目にする。そしてジェハは、クムジの情報を得るため奔走する。
21話:火花
囚われた娘たちを助けるため、おとりとなるヨナとユン。そこにクムジが現れ、紅い髪のヨナに興味を持つ。そして、かつて緋龍城で見掛けたヨナ姫の話を持ち出し、ユンは焦るがヨナの機転でその場を切り抜ける。
22話:歴史は夜作られる
ヨナとユンは、傷だらけになりながらも役目を果たすことに成功。そこにジェハが駆けつける。そしてジェハは、襲い掛かる大勢の傭兵たちと激突。ユンはその戦いぶりを目にして「龍の力を持つ者」の凄さを感じる。
23話:誓いの朝
戦いに勝利し、街中に希望が戻った阿波。そこで海賊たちが、街の人々と盛大な祝いの宴を開く。そんな中、ジェハはある決意を固め、ヨナは阿波を発つことを決めるのだった。そして、ヨナたちが旅立つ日となり…。
24話:これから
ヨナたちは、四龍の戦士の最後の1人・黄龍を探していた。そんな中、旅人・ゼノと出会う。実は彼こそが黄龍だった。しかし四龍伝説には謎が多く、そこでユンの提案で神官・イクスに話を聞きに行くことにした。
引用:U-NEXT公式サイト
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暁のヨナOVA
こちらについては、それぞれ原作のコミックスに付属するDVDからのみご覧いただけます。
OVA1:その背には
コミックス19巻限定版のDVDに収録
OVA2:黄龍ゼノ過去編 前編「はじまりの龍」
コミックス21巻限定版のDVDに収録
OVA3:黄龍ゼノ過去編 後編「あかい星が昇る」「今日はおやすみ」
コミックス22巻限定版のDVDに収録
「暁のヨナ」の登場人物・声優・キャスト
ヨナ
声優:斎藤千和
本作の主人公。初登場時15歳。身長157センチメートル。体重42キログラム。高華王国のただ1人の皇女。この世界では珍しい赤い髪に、王家の象徴の紫の瞳を持つ。国王イルの一人娘として、空都の緋龍城で大切に育てられていた。城にいたころはやや勝気で、赤いくせ毛の髪にコンプレックスを抱いていた。幼いころから、従兄で幼馴染のスウォンに想いを寄せていたが、父のイル王からは彼との婚姻を反対されていた。同じく幼馴染のハクに対しては、スウォンへの気持ちを知られていたこともあり、完全に恋愛対象外だった。16歳の誕生日の夜、スウォンの裏切りにより父を弑逆される。父、城、身分、そして愛する従兄を一夜にして全て失い、また自らの命も風前の灯火であったが、すんでのところでハクに助けられ城から逃げ延びる。一時は廃人同然だったものの、風牙の都で感情を少しずつ取り戻す。逃亡する途中で、追手からハクを守るべく初めて剣を手にする。その過程で長かった髪を切り、自らも戦う覚悟を決める。国の衰退や自身が住んでいた城内の勢力事情すら知らなかったが、四龍やユンとの出会いを経て自身の無知を自覚し、心身共に着実に成長していく。最初は迷いのあった人を殺す行為も、巻が進むにつれ過ぎた躊躇いはなくなっていく。ハクに教わった弓の腕は確かで、現在はさらに剣の腕を上げるべくハクに頼み込んで日々修行している。窮地に陥った時の冷静さや、凛々しく逞しい姿は、多くの人を惹きつけており、それは旅の仲間も例外ではない。ゼノから緋龍王の生まれ変わりと明言された。緋龍王とは髪の色と髪質が似ている。元々幼馴染で、今もなおイル王や自分への忠誠心を示し続けるハクは、最も信頼できる存在で、逃亡の旅を通してその思いは恋愛感情へと変化した。クエルポから逃れ戒国から帰ってから、晴れて両思いになった。行く先々で度々スウォンと偶然に再会している。当初は憎しみや捨てきれない情の間で葛藤していたが、スウォンの王位簒奪は単なる敵討ちではなく別に本来の目的があるらしいと気付き始めてからは、憎しみにとらわれることはなく、冷静にスウォンと話す姿も見受けられるようになった。事件のあった誕生日にスウォンから貰った簪に当初は執着を見せていたが、旅の途中で手放した。旅の最中に水の都で出会ったリリとは、当初は互いの地位を知らなかったものの、認め合い尊敬し合う親友になっていく。火の部族の部族長の次男であるカン・テジュンには「姫君」という理由で求婚されていたものの、後に深く敬愛されるようになり、ヨナの影響を受けて民のために尽力するようになってからは、信頼してイザの実を託すなどしている。
ハク
声優:前野智昭
ヨナの専属護衛を務める青年。初登場時18歳。身長188センチメートル。体重82キログラム。黒い髪に黒い瞳を持つ。緋龍城の要である五将軍の一人で、風の部族の族長だった。皇女であるヨナの専属護衛官も兼任していたため、15歳からは城に居を構えていた。元々は孤児であり、風の部族の先代部族長ムンドクの養子。養子となった時期や経緯は不明。部族長だったころは、風の部族長であることを示す「ソン」をつけて、『ソン・ハク』と名乗っていた。高華屈指の武人で”高華の雷獣”と呼ばれる。大刀の腕は、キジャに「龍の腕と互角の威力」と言わしめるほど。13歳のころには公式試合で、武人として名高い地の部族長グンテに勝利した。槍や剣、弓など一通りの武器は使える上、素手での実力も高く、剣を構えた空の部族長のジュドを負傷させたこともある。ヨナに対しては護衛として主に敬語で話すが、幼馴染であるため、時に分不相応な軽口を叩くなど、口調は様々。城で暮らしていたころからヨナに好意を寄せ続けているが、同時にヨナの幸せを一番に願っており、城にいたころは自分の気持ちは心に秘め、ヨナとスウォンが恋仲になれるよう応援していた。スウォンとも幼馴染で、人を動かす能力や鋭い洞察力を持つ彼を認め、「姫さんと結婚して次期王になるのはスウォン様しか認めねえ」などと発言していた。地位や権力に関心がなく、むしろそれらに縛られることを嫌う風の部族らしい性格。態度を改めたのは、イル王に忠誠を誓い、ヨナの護衛として城で過ごすようになってから。なお、その前からヨナへの恋心を抱いていた様子。「愚王」「臆病者」だと囁かれていた亡きイル王をただの臆病者ではないと見ていた数少ない人物でもある。イル王にはその裏表のなさを信頼されていた。スウォンの策略によりイル王弑逆の冤罪をこうむったため、風の部族を守るために将軍職を退くと同時に、ヨナと共に逃亡生活を送ることになる。スウォンに対しては、ヨナ以上に心の整理がついていない。旅の途中で偶然スウォンと再会した際にも、我を忘れるほどの憎しみを見せる。ヨナはハクのスウォンへの気持ちを「誰よりも信頼していたから、誰よりも許せない」のだろうと語っている。スウォンとは咄嗟の判断から打ち合わせもなく共闘する、戦にあたりスウォンとかつて語り合った策を用いるなど、時折信頼関係が垣間見える。城から追われ、取り巻く環境が変化したため、ヨナへの秘めていた気持ちを改めて自覚。あくまで主と従者だ、と最低限の距離感を保とうと努力していたが、勢いで告白し隠すことはなくなった。また、ジュドやケイシュクに激しく警戒されており、空都に帰還した際にも、ヨナたちと共に緋龍城に入ることを許されなかった。その後、空の部族に入隊し、一兵からヨナの専属護衛にまでかけ上がる覚悟を決める。
スウォン
声優:小林裕介
ヨナの父方の従兄。イル王の実兄ユホンの息子。初登場時18歳。身長185センチメートル。体重70キログラム。王族の象徴である紫の瞳を持つ。金茶の長髪で、下の方で結わえている。普段は穏やかでおっとりとしており、締まりがない印象を与えがちだが、実際はかなり聡明で、冷徹に物事を見極める視野を持ち、剣の腕も立つ。ヨナやハクとは幼馴染であり、幼いころからとても仲が良かった。ヨナを妹のように可愛がり、ハクを兄のように慕い憧れていた。父であるユホンを敬愛し、ムンドクを師匠と呼び尊敬していた。ヨナの16歳の誕生日、前々から計画していた謀反を実行し、叔父のイル王を弑逆。偶然現場に居合わせたヨナまでも手に掛ける素振りを見せ、さらにハクにも剣を向けたが、最終的にはヨナとハクへ追っ手を向けなかった。ヨナとハクが絶壁から落ちたと知らせを受けた時には言葉を失い、ヨナと偶然再会した折には配下に見つからないよう隠し庇い、ハクに殺意を向けられた際にも剣を向けることが出来なかったりと、捨てきれない情がある描写は多い。「(従者として)ハクが欲しい」と言いながら、ヨナとハクを追放するであろう未来に対し「ヨナを守ってください」とハクに頼む回想シーンもある。ハクにイル王弑逆の罪とヨナ誘拐の罪を負わせ、スウォンの即位を最後まで認めなかった風の部族には圧力をかけ従わせ、高華王国・空の部族第11代目国王として即位した。ヨナにはイル王弑逆の動機を「父の仇討ち」と語ったが、経緯は謎に包まれたままである。弱体化した国を憂いており、国民を犠牲にしたくないと思う反面、国を守るためならば多少の犠牲を払う覚悟も併せ持つ。空都の情報屋の頭であるオギと9歳のころから知り合いであり、現在でもお忍びで情報収集をしている。王としての素質は大いにあるが、裏を返せば人としての感情が読み取り辛く、大変謎の多い人物でもある。髪を除けば緋龍王と最も似ている。頭痛の症状があり、ミンスを医務官につけている。
キジャ(白龍)
声優:森田成一
四龍の一人で、右手に龍の力を宿している。初登場時20歳。身長175センチメートル。この世界では珍しい白銀色の髪に、青い瞳を持つ。肌の色は際立って白く、とても美しい容姿をしている。龍の鱗を纏う右手を持ち、人間離れした攻撃力を持つ。右手は常人より一回り大きい程度の大きさから、成人男性の頭を余裕で鷲掴みできる大きさにまで調節できる。普段は通常の大きさを保ち、包帯で鱗を隠している。ヨナと出会った瞬間に洗礼を受け主として見出し、半日後には仲間として共に旅立った。性格は生真面目で天然。大切に育てられ里を出たことがなかったため、世間知らずな面が大きい。虫が大の苦手で体も若干弱い。箱入りなので肌が綺麗。白龍の里で育っただけあって、主と共に戦う準備はそこそこ出来ており、相当な覚悟も持つ。馬にも騎乗できるが、広い場所で騎乗した経験は少ない。白龍の里では四龍を絶対視していたためか、四龍が揃った戦場では非常にポジティブで前向き。四龍は兄弟のようなものと考えている。特にシンアに対して兄のように世話を焼いており、ジェハやゼノのこともよく気にかけている。四龍の使命に誇りを持ち、自身のことを「白蛇」と呼ぶハクとは諍いが絶えなかった。最近はこの呼び名にも慣れ、ハクとの折り合いも良い。背中に、先代白龍である実の父につけられた、深い搔き傷の跡を持つ。主を渇望する気持ちに共感できるため父への遺恨はなく、同様に歴代白龍の無念を全て受け止める、器の大きい一面も。またそれによる歴代白龍の加護があるためか、霊感の類いは一切感じない。ヨナに対して四龍の中では最も忠誠心に近い感情を抱いているが、それ以外の感情もある様子。彼自身は「龍は王の臣下であり、王を縛るべきではない」と考えているため、ヨナに対しても臣下として接するよう努めている。
シンア(青龍)
声優:岡本信彦
四龍の一人で、眼に龍の力を宿している。初登場時18歳。身長180センチメートル。名を持っていなかったため、ヨナにより”月の光”の意の「シンア」と命名された。青い髪に、美黄金の瞳を持つ。目の下には代々青龍にだけ表れる模様がある。自身の眼を見た者の神経を麻痺する能力があり、その能力を恐れ忌む里で生まれ育った。相手の麻痺は自分の麻痺として返ってくるため、先代青龍(アオ)から能力の使用を禁じられていた。アオの死後、僅か4歳にして大勢の兵士を返り討ちにした。人を傷つけないよう、里の穴倉の中でひっそりと生きてきたが、手を差し伸べてくれたヨナを信じて旅の仲間に加わった。遠視・透視能力を持っており、常人では不可能なほど遠方の景色、物理的にはばまれた場所の景色までをもはっきり見ることができる。性格はおとなしく寡黙で、基本的に言葉を発さないので、仲間に加わった当初は心情がやや伝わりづらい面があった。過去に受けた心の傷から青龍の眼を人に見せることを拒んでおり、眼を隠すために、顔の上半分を覆う「面」を常時着用したり、目の部分だけ布を巻いたりしているが、上述の透視能力により行動に支障はない。能力を100%解放すればあらゆるものが透けて見えるが体力の消耗が激しく気軽には使えない。戦闘時にも余程の危機が迫らない限り、眼の麻痺能力は使用しない。先代から教わった剣の技術はとても高く、大抵は剣で応戦する。巻が進むにつれ仲間に瞳を見せることも増え、必要に応じて会話をするようになった。仲間をとても大切に思っており、仲間が傷つけられたときはすべてを敵に回してでも戦うことを決意している。火の部族の村で盗賊相手に麻痺能力を使った際には、シンアの眼を見た盗賊は龍を見ているが、真国では離れた所にいて直接眼を見ていない刺客も龍を見ている。
ジェハ(緑龍)
声優:諏訪部順一
四龍の一人で、右脚に龍の力を宿している。初回登場時25歳。身長188センチメートル。自由を愛し、美しさに拘りを持つ。珍しい緑の髪に緑の瞳を持ち、長髪をリボンで結わえている。外見は仲間内で最年長。鱗を纏う右脚から繰り出す驚異的な脚力により「跳ぶ」ことができる。まるで空を「飛んで」いるかの如く見えることから、阿波の都では空舞う海賊と囁かれていた。暗器を好み、上空から飛び道具で敵を攻撃するのを得意とする。服の中に常時多数隠し持っているが、収納方法は不明。龍の脚の見た目を好んでいないため、包帯で巻いて滅多に靴を脱がないでいる。真国で囚われた際に初めて巨大化した足を公開したが、声のみの描写で、その姿は描かれていない。四龍の宿命を拒み続け、自由を求めて緑龍の里を逃げ出し、四龍に決して出会わないように隠れ続けていた。各地を転々とした後、阿波の領主クムジ(声 – 菅生隆之)の悪行を暴き対抗していた救海賊(義賊)のギガン(声 – 榊原良子)の元に居着いた。ギガンや気の置けない仲間達と共に戦っている最中、ヨナ達に発見される。その後も天命に抗い続けていたが、終決後にはヨナの仲間として旅に加わった。美しいものと強いものが好きで、女性を見れば砂を吐くようなセリフで口説く。本人曰く、真綿で包むように大切にする主義で、踏まれても蹴られても追いかけるが、追われると冷める主義。四龍と対等に渡り合うハクの強さに惚れ込んでいる描写もある。何だかんだ面倒見が良く、仲間のお兄さん的存在でもある。ユン以外で普通の料理ができる数少ない存在。ヨナを女の子として守りたいという気持ちが強く、ユンからは恋情だと思われているが、ハクに対しては一歩譲る言動が多い。作中ではこの微妙な気持ちの詳細は不明。どこまでが龍の感情でどこからが自分の想いなのか、本人も明確に区別できていない。ハクの、ヨナとの微妙な距離感やスウォンに対する感情を察し、四龍の中では誰よりもそのことに気を配っている。ハク告白後は自分なりに折り合いをつけた様子。
ゼノ(黄龍)
声優:下野紘
四龍の一人で、体に龍の力を宿している。外見は17歳。身長166センチメートル。金髪に青い瞳を持ち、頭に布と龍の紋章の入った首飾りを巻いている。建国神話では「頑丈な体を持つ」。黄龍の能力である、不老不死の体を持つ。緋龍王と共に戦った初代黄龍の張本人で、外見も黄龍の血を飲んだ時から変化していない。外見は17歳のまま数千年の時を生きているため、仲間内では実質最年長。数千年の時を生きながら、緋龍王の生まれ変わりを待ち続けた。彼のこの告白により、ヨナが緋龍王の生まれ変わりであることが証明された。一人称は「俺」だが、自分の名前を忘れないよう「ゼノ」と言うことのほうが多い。仲間の名前を一度も呼んだことはなく、ヨナのことは「娘さん」、ハクは「兄ちゃん」、ユンは「ぼうず」、スウォンは「王様兄ちゃん」、他の四龍達のことは「白龍」、「青龍」、「緑龍」と呼んでいる。呑気で一見無邪気に見えるが、勘が鋭く、戦場の不穏な空気を感じ取ったり、気まぐれに予言を残したり、意味深長な言葉を発したりする。時折緋龍王や国に関する情報を提供するが、表情を陰らせる上、全てを語るわけではない。当初は常に穏やかに笑っていたが、巻が進むにつれ、感情を露わにすることが増える。本人は「四龍の中では落ちこぼれ」と自称する。生身の戦闘能力はヨナ以下で、一切の武器を扱えない。戦闘時には盾を持ってヨナやユンを庇いつつ逃げる程度。しかし彼一人ならば、剣で貫かれようが腕や首を落とされようが再生する体を使い、いつまでも戦い続けることが可能。傷を再生した部分は一時的に鋼のような鱗に覆われるため、部位によっては腕力や脚力も強化され、キジャやジェハもどきの能力が現れる。しかし目を抉ってもシンアの能力は現れない。痛みは感じる。通常時は非力なため、縄などの拘束には弱い。死なないようにできているため、緋龍城から離れすぎると他の三龍は免疫力が低下するのに対し、ゼノは傷の治りが遅くなる。飢え死にはしないが空腹にはなる。酒に酔いすぎることもない。常にヨナの近くで行動し、いつでも身を盾にできるよう心構えしている他、戦場では殿を申し出るなど、自分の身よりも仲間を労る描写が圧倒的に多い。自分に対して過保護な四龍達に対しては「怪我をしても平気だし、むしろ(死なないという意味で)一番安全だから守らなくていい」と積極的に伝えているが、周囲が聞き入れる様子はない。ユンに「ボウズのとこの神官兄ちゃんと一緒」と言っているように昔は神の声が聞けたらしいが、龍の血を飲んでから神の声が聞けなくなった。龍の力を得た当初は、傷の治りが早いだけだとして、本人も周囲もその真の能力を把握していなかったが、戦で傷を受けて不死の能力を知る。緋龍王の死後、目立つ能力を持ち狙われるようになった他の三龍を城から送り出すと、自らは一人残って神官の真似事をしながら城で王子や妃を支えていた。民を犠牲にしたくないという緋龍王の意志を継ぎ、小さないざこざ以外は一人で闘い鎮め続けていた。いつまでも変わらない外見を周囲から不気味に思われ、遂には城を去る。他の龍達と死に別れ、孤独に彷徨っていたところをカヤという娘に出会う。共に過ごすうちに心を通わせ婚姻したが、カヤの病により死別する。明るく無邪気な性格と自分の名前を一人称とするのは彼女からの影響が考えられる。緋龍王が地上に降りた時に龍達から賜ったという首飾りを持っている。龍の紋章が彫られており、過去、不死を悟った緋龍王がゼノに与えたもの。手放しても手放してもゼノの元に戻ってくるという不思議な力があり、緋龍城から去る際も、置いてきたにもかかわらず気付くと手元に戻っていた。詳細は不明。現在は頭に布とともに巻いている。ヨナ達の焼く肉に引き寄せられる形で偶然出会ったかのように登場したが、実際はかなり前から、ヨナが王に値する存在か試す意味で、距離を取りながら監視していた。突然の登場に他の龍達は「気配は察していたが、近すぎて逆に疑ってしまった」と口にした。実は普通に料理ができる。
ユン
ユン:皆川純子
初登場時15歳。身長162センチメートル。茶髪に青い瞳を持ち、頭に羽根飾りを着けている。仲間内では最年少。元々は火の部族領の東火村の生まれで神官イクスに保護された孤児。実際は生活能力のないイクスの面倒を見ていた。好奇心旺盛で賢く、薬の調合や料理を器用にこなす。旅の仲間の中で一番生活力がある。美少年を自称し、実際女装しても気付かれないほどの容姿の持ち主でもある(声変わり前というのも一因)。ヨナと天幕で2人きりで寝ていても唯一誰にも警戒されない存在でもあり、仲間全員から自身だけ男扱いされていない。絶壁から落ち怪我を負っていたヨナとハクを助け、結果として神官を探していたヨナをイクスに引き合わせた。ヨナ達が旅立つ際、イクスの世界を知った方が良いという勧めにより、二人と同行することとなる。心優しく面倒見のいい性格だが、貧しい出自で苦労したため、民を救おうともしない王や貴族を嫌っており、ヨナに出会った当初はそのあまりの無知さにあきれ、辛く当たっていた。だが、ヨナと行動を共にするうちに彼女の優しさや強さを目の当たりにし、次第に彼女を認めるようになる。旅の過程で様々な貴族や軍人に触れるうちに、「元からの悪人はいないのかもしれない」と考えを変えていく。水の部族では千樹草に興味を示し、火の部族の軍人には医療の腕を頼られるようになり、空の部族の医療班からも貪欲に医療を学んでいる。偶然に四龍が代々短命であることを知るが、その際には動揺して涙ぐんでおり、情に厚い。戦闘能力は全く無いが、戦闘以外は大抵何でもこなせる。道中では火薬や医薬の心得を生かして活躍し、裁縫、商売や戦略の面でも有能な、一種の天才。初登場時には「本を一度読んだだけですべて覚える」と発言し舞は未習得だったが「次はきっと踊り覚えるからっ」と発言するなど知識欲も旺盛。生活能力が無いヨナ達にとって必要不可欠の存在で、ユンを怒らせるとまともな食事ができなくなるため、結構な発言権がある。仲間の心の機微にも鋭く、ハクやジェハに対し集団生活に面倒事は持ち込むな、と発言することもあるが、必要以上の口出しはしない。ギャグシーンでは度々、旅の仲間に(そして作者に)皆の母親扱いされる。
アニメ「暁のヨナ」のスタッフ
「暁のヨナ」の公式サイト
「暁のヨナ」の主題歌
梁邦彦「暁のヨナ」
vistlip「夜」
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