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1話：フォグ氏賭に挑戦の巻

旅続きの生活に疲れたリゴドンは、落ち着いた生活を求めて、新しい主人となるロンドンのウィリー･フォグ宅を訪れた。同日、イングランド銀行で強盗事件が発生。その事件はクラブの人たちの話題となって…。

2話：さらばロンドンよの巻

イギリス紳士のウィリー･フォグ、そしてリゴドンとその友人･チコの3人は、80日で世界一周を行うべく旅に出た。イングランド銀行の頭取･サリバンは部下のトランスファーに、旅を失敗させるべく妨害を命じる。

3話：花のパリは大騒動の巻

花の都･パリに到着したウィリー･フォグ一行を待ち受けていたのは、貴婦人に変装したトランスファーだった。貴婦人の親切を間に受けて馬車に乗ったところ、馬車はとんでもない方向に走り出してしまう。

4話：エジプト遺跡冒険の巻

ウィリー･フォグ一行はスエズに到着したものの、トランスファーの妨害で運河の通過を阻まれていた。そこでやむなく上陸した一行だったが、続いてトランスファーは彼らのパスポートを盗み、神殿に逃げ込んでしまう。

5話：フォグ氏二人登場の巻

ウィリー･フォグは、トランスファーから無事パスポートを取り返した。しかしモンゴリア号の出航は16時間も遅れが生じている。その後何とか船長の協力を得て、ボンベイへの旅を続けられることになったのだが…。

6話：ボンベイさんざんの巻

世界一周の旅が始まって、18日が経過していた。ボンベイに到着したリゴドンとチコは、主人のウィリー･フォグに変装したトランスファーの罠にはまってしまい、インドの寺院に迷い込んでしまう。

7話：線路は、ここまでの巻

ボンベイを出発してカルカッタへと向かうウィリー･フォグ一行。彼らは快適な列車の旅を続けていたが、突然ジャングルの手前で線路が途切れてしまった。アラハバードまでの80kmは鉄道が敷かれておらず…。

8話：ジャングル象旅行の巻

象に乗ってジャングルを行くフォグ一行を、ディスク刑事とブリー、そして象使いのパルシが追っていた。一方トランスファーは象使いに変装して一行に同行していたが、3人と気が合わずに苦戦していた。

9話：ロミー姫救出作戦の巻

アラハバードを目指すフォグ一行に、突如鐘や太鼓の音が迫る。木陰に身を潜めた一行の前に現れたのは、マオタイ族の人々と王女･ロミーだった。部族のしきたりで、ロミーは生け贄として殺される直前らしく…。

10話：象代金は千ポンドの巻

ロミー王女を救い出したフォグ一行。マオタイ族の追っ手を何とか振り切ったが、ジャングルの中ではアラハバードの方角も分からない。そこへ象使いのパルシが合流し、彼の案内でジャングルを進むことになった。

11話：裁判はカルカッタの巻

トランスファーはまた悪知恵を働かせて、フォグの友人･コーン将軍の部下に変装した。そしてフォグ一行をラングーン号に乗船させようとボートに乗せるのだが、ボートに水が染み始めて沈没の危機に陥る。

12話：愛のシンガポールの巻

世界一周の旅は残り53日。ラングーン号でシンガポールへ向かうフォグ一行だったが、火夫に変装したトランスファーが船内の石灰を全て燃やし、運航に支障を来していた。それでも何とかシンガポールに到着し…。

13話：ホンコン罠また罠の巻

ホンコンに到着したラングーン号だが、帆は切れ、ロープは垂れ下がり、台風の激しさを物語っていた。乗船予定だった横浜行きのカルナティック号は既に出航してしまい、次回の出航は1週間後になるという。

14話：海賊船長いい船長の巻

リゴドンとチコは、ディスク刑事とトランスファーの罠にはまり、カルナティック号の船底で目を覚ました。さらに水夫に化けたトランスファーから、無賃乗船だと訴えられてしまい、運賃分の労働を強いられてしまう。

15話：横浜大サーカス！の巻

カルナティック号で横浜へ向かうリゴドンとチコは、トランスファーの策略により船上で働かされていた。しかも横浜到着後はすぐに船を追い出されてしまう。無一文の2人だったが、人力車引きのゲンジに出会い…。

16話：ハワイアン大感動の巻

太平洋を行くグラント将軍の船上で、リゴドンはディスク刑事を発見し、「イギリス刑事はあんな汚い手は使わない」とホンコンでの仕打ちを責める。一方、船はまたもやトランスファーの悪巧みに巻き込まれてしまう。

17話：メキシコ気球脱出の巻

フォグ一行が乗船したグランド将軍号は、サンフランシスコを目指して順調に航海を続けていた。しかし入港前日になって、トランスファーがマストに火を付けたため帆は燃えてしまい、メキシコに着岸してしまう。

18話：フォグ対ガンマンの巻

ティファナ港から気球でサンフランシスコへ向かうフォグ一行は、雲の合間からサンフランシスコ湾を見下ろして大喜び。空からの入国者に保安官は驚くが、フォグの紳士的な態度により快く協力を申し出る。

19話：列車橋を飛び越すの巻

サンフランシスコで危機を切り抜けたフォグ一行は、アメリカ大陸横断鉄道に乗り込んだ。広大な砂漠をひた走る列車の中、突然一行の前に、セントラル･パシフィック鉄道の重役を名乗るブルマンが現れる。

20話：インデアン大襲撃の巻

大平原を行くフォグ一行の乗った列車が、インディアンに襲われてしまった。激しく矢が飛び交う中、紳士のフォグは「傷つけてはいかん。銃声で脅して退却させるのだ」と指示し、インディアンを見事に退却させる。

21話：駅馬車東部へ進むの巻

インディアンから馬を譲り受け、キアニー駅へ戻ったフォグ一行とディスク刑事を、ロミーとブリー助手が大喜びで出迎えた。しかしメディシンボウ橋が壊れてしまったことで次の列車が来ず、フォグは考え込んでしまう。

22話：渡れナイヤガラの巻

3日後にニューヨークを出発するチャイナ号に乗船する予定が、大雪のためにシカゴで足止めを食らうフォグ一行。フォグはソリの利用を思いつき、一直線にナイアガラを渡ってバッファローに向かうと言うのだが…。

23話：大西洋に乗り出すの巻

ニューヨークへ到着したものの、チャイナ号は一足違いで出航してしまった。残念がるリゴドンとチコを、フォグは「ほかの船を探せばいい」と慰める。ところが、どの船会社に尋ねてもリバプールへ直行する船はない。

24話：ついに船を燃やすの巻

コックになりすましたトランスファーが腹痛薬入りの料理を作り、スピーディ船長が腹痛を起こしてしまった。代理でフォグが舵を取るアンリエッタ号は快調に進んでいたが、ハリケーンの発生で大騒動に…。

25話：フォグ氏逮捕さるの巻

アンリエッタ号は何とかリバプールに到着したが、その姿は鉄骨だけの無残なものになった。続いてロンドンまで汽車で移動する時間を計算したところ、制限時間より30分早く到着できそうなのだが…。

26話：フォグ氏大逆転の巻

10分ほどの遅れで、フォグは80日間世界一周の賭けに敗れてしまった。リゴドンとチコは破産してしまったフォグを哀れに思い、フォグ邸を立ち去ることができない。一方、傷心のフォグはロミーに愛を打ち明ける。