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1話：「FLIGHTNIGHT」

ローマに向かって航行中の豪華飛行客船・トリスタン号が吸血鬼にハイジャックされる。そして、教皇庁に捕らわれている吸血鬼を全員解放せねば、乗客もろともトリスタン号をヴァチカンに墜落させると要求してきた。

2話：「WITCHHUNT」

吸血鬼テロ組織・悪の華のアジトに踏み込んだアベルとトレスが見たのは、吸血鬼たちの惨殺死体だった。なぜか仲間同士で殺しあったらしい形跡が残る現場で、アベルは唯一の生存者である少女・エリスを保護した。

3話：「THESTAROFSORROWI．CITYOFBLOOD」

吸血鬼ハンガリア侯爵・ジュラが恐怖で市民を支配する地・イシュトバーン。かつては平和のためロストテクノロジーを復活させようとしたジュラだが、今はロストテクノロジーを使いヴァチカンへの復讐を目論んでいた。

4話：「THESTAROFSORROWII．HUNTERS’BANQUET」

ロストテクノロジー「星」を使いヴァチカンに宣戦布告をするジュラだが、それは帝国とヴァチカンを戦争させようとするローゼンクロイツが仕組んだ策略だった。アベルはローゼンクロイツの陰謀を阻止しようと動く。

5話：「YESTERDAY,TODAYANDTOMORROW」

イシュトバーンの事件の後、エステルは国務聖省に入省すべくローマを訪れる。｢人類とバンパイアが共存できる世界を作りたい｣という夢を抱く彼女を、カテリーナやほかの派遣執行官たちは温かく迎えた。

6話：「SWORDDANCER」

吸血鬼集団・カウントフォーが裏で治めるアムステルダムの教会で、聖職者が暗殺された。自身の領地で起きた事件ゆえに疑われたカレルは、唯一の生き残りであり目撃者でもあるシスター・アグネスを捕らえようとする。

7話：「NEVERLAND」

アルビオン近海域で「妖精」による船舶襲撃事件が起き、犯行現場から回収された遺体は後天的につくられた吸血鬼だと判明。アベルと｢ダンディライオン｣レオンは、子供しかいない島・ネバーランドに向かう。

8話：「SILENTNOISE」

マッドサイエンティスト・バレー教授の逮捕に向かうアベルと同僚のノエル。そこでノエルは観光を楽しもうとし、アベルにも一瞬至福の時が訪れるが、それをあざ笑うようにローゼンクロイツの悪魔の兵器が街を襲った。

9話：「OVERCOUNTI．THEBELFRYOFDOWNFALL」

ローゼンクロイツはヴァチカンを破壊するという犯行予告を出す。一方、ノエルの殉職を受けて茫然自失になるアベル。犯行時刻が近づくなか、5年ぶりにローマに戻ってきたデステ司教から、教皇に鐘楼が贈呈される。

10話：「OVERCOUNTII．LUCIFER’SCHOICE」

謹慎の身となったカテリーナと派遣執行官たち。通信途絶のなか、エステルは抜け殻となったアベルを説得する。一方、ノエルが命を懸けて残した最後の情報には、悪魔の兵器・サイレントノイズの全貌が記されていた。

11話：「FROMTHEEMPIRE」

ヴェニスに逃げてきた帝国最大殺戮者・ザブクレ伯エンドレを逮捕して帝国に連れ戻すために送られたアスタローシェ・アスランと、その捜査に協力するようにと派遣されたアベル。2人は早速エンドレを捜し始める。

12話：「THEIBLISI．EVENINGVISITORS」

世俗諸侯を鎮めるため、自由都市・カルタゴを訪問中のカテリーナ。滞在している大使館で謎の火災事件が発生するが、その最中、カテリーナの前に帝国からの聖旨を伝えに来た吸血鬼・イオンが現れる。

13話：「THEIBLISII．BETRAYALBLAZE」

カテリーナとの密会の際、銀の弾丸で負傷したイオンは、親友のラドゥの裏切りにより命を狙われる。異端審問局に追われるイオンをカテリーナに会わせようとするアベルは、異端審問局局長のペテロを人質に取るが…。

14話：「THEIBLISIII．AMARKOFSINNER」

ローゼンクロイツオルデンのディートリッヒの手により、異端審問局の戦艦が突如として暴走し、発砲を始める。そして、その混乱に満ちた状況のなか、アオトイエーガーがカテリーナたちに襲いかかった。

15話：「THENIGHTLORDSI．THERETURNOFENVOY」

前回の一件の後、イオンから帝国への使者として選ばれたアベルとエステルの2人は、イオンと帝国入りする。しかし公邸は、アオトイエーガーたちに襲撃され、しかもイオンは反逆罪の疑いをかけられてしまう。

16話：「THENIGHTLORDSII．TWILIGHTOFTHECAPITAL」

真相究明のため、イオンとエステルはお茶売り娘・セスにミマールの店に案内してもらうが、そこで敵の待ち伏せに遭う。そして、倒したはずのアオトイエーガーに隙を突かれたイオンをかばい、エステルが重傷を負った。

17話：「THENIGHTLORDSIII．THEISLANDOFHERDARLINGCHILDREN」

死んだはずのラドゥがイオンの前に現れ、彼の口から皇帝暗殺計画が語られた。その不可解な情報によりイオンはエステルへの疑念を植えつけられる。一方、アベルたちは暗殺計画を阻止すべく愛児たちの島へ向かう。

18話：「THENIGHTLORDSIV．THEPALACEOFJADE」

ラドゥの挑発に乗り拘束されたイオンとエステル。アベルとアストの行動も空回りに終わり、ついに皇帝のいる廟邸が爆破されてしまう。皇帝崩御の報が流れるなか、ラドゥの策にはまりイオンたちはとらわれの身となる。

19話：「THENIGHTLORDSV．ASTARTOFPILGRIMAGE」

ラドゥとその背後に潜む薔薇十字騎士団「ローゼンクロイツオルデン」の目的を阻止すべく、アベルは地下のコントロールルームに向かう。そこでついに皇帝ヴラディカが現れ、アベルたちはあるものを目の当たりにする。

20話：「THETHRONEOFROSESI．KINGDOMOFTHENORTH」

帝国からヴァチカンに和平交渉の勅使が来るなか、バッキンガム宮殿でアルビオン前女王の葬儀が行われる。ヴァチカンの代表として参列する教皇アレッサンドロ18世とエステルは、地下施設・ゲットーに案内されるが…。

21話：「THETHRONEOFROSESII．THEREFUGE」

ゲットーを占拠したバンパイアから声明文が届き、国際的非難を浴びることを恐れたアルビオン当局は、自分たちだけで事態を収拾しようとする。その頃、アレッサンドロとエステルはゲットー内を必死に逃げていた。

22話：「THETHRONEOFROSESIII．LORDOFABYSS」

アベルはゲットーに現れたカインに倒される。一方、反乱を主張するヴァネッサに捕まって行動を共にしていたアレクは、このゲットーの意味や、ここに閉じ込められて行き場のなかったバンパイアの苦悩を理解する。

23話：「THECROWNOFTHORNSI．CITYINTHEMIST」

丘の上の教会に安置された、アベルが眠る黒い柩の前で泣き崩れるエステルの脳裏に、自分のせいでカインに胸を貫かれたアベルの姿が蘇る。自分を責め続けるエステルだが、彼女にはアルビオンに対する義務があった。

24話：「THECROWNOFTHORNSII．THELOADOFOATH」

ロンディニウム上空の飛空艇から放たれるエクスカリバー・システムの光は、市街を覆うように広がっていく破壊の炎だった。人類の存亡を懸けた最後の戦いが、アベルの眠る教会で始まろうとしていた。