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1話：

ラディアンの謎を解くため、セトは新たな冒険へと旅立った。目指すは魔法使い騎士団の都、カスラーン・マーリン。セトはアルマの飛行船に乗り、アルマと助手のボスマン、ジジと共にシファンディール大陸へ向かう。

2話：新たなる冒険へ

アルマたちと別れたセトはシファンディール大陸に降り立つ。そこで大陸の資源を求めて訪れたという商人男爵の一団と接触し、魔法使いのセトは敵と見なされてしまう。セトは商人男爵たちの猛攻に追い詰められ…。

3話：霧雨の邂逅

セトはメリ、ドクと再会を果たした。しかしメリの態度は冷たく、すげなく立ち去ってしまう。セトはラディアンの手掛かりを求めて城へ向かうが門前払いを受ける。困ったセトの前にミルと名乗る怪しい老人が現れ…。

4話：騎士の都

戦いで荒らされる田畑でセトは作物を守ろうとする。その姿に感心したオコホは、セトに協力して土地を守るも命令違反だととがめられる。農民たちによると、夜に首をぶら下げた妖精・デュラハンがさまようというが…。

5話：災いをよぶ者

自身のコントロールできない力で仲間を傷つけまいと1人旅立ったセト、仲間として信頼を得たかったメリ、それぞれの想いは相反するものだった。行き場をなくしたセトに、オコホは鍛錬への協力を求める。

6話：雨音静かに心は遠く

オコホのラディアン調査は難航していた。自ら城の書庫に忍び込んだセトは、初めてきたはずの城内をなぜか夢で知っていた。夢と同様に隠し通路を進み、奥にたどり着くと、そこにはネメシスと謎の青年がいた。

7話：彼の者の名は

地上にセトの姿をしたネメシスが出現した。それは城の地下に潜んでいた謎の男の仕業だった。城の地下に潜入したセトは、ネメシスの攻撃で意識を失い、不思議な世界に閉じ込められる。そこはセトの意識の世界だった。

8話：スペクトル攻防戦

ピオドンを知るという謎の男は、暴走したセトを恐れ、城の外へ吹き飛ばしてしまう。メリたちは消息を絶ったセトを捜すためにファンタジアの痕跡を追い、2度と出られないというカイルトの森へ入る。

9話：時の森のセト

オコホとメリは先の戦いでの行動を命令違反だったと糾弾される。しかし、モルドレッドはブランゴワール卿の過失であると女王に進言し、オコホたちを救う。一方、セトはカイルトの森に残って修行を続けていた。

10話：謀略の王宮

魔法使い騎士団は、ブランゴワール卿とギュリス卿の指揮で、農地に新たに出現したネメシスを討伐する。しかし、オコホだけはそれがネメシスの集合体、エコー・ネメシスであったことに気づき…。

11話：騎士の資格

暴走化の制御ができないセトは、力ずくで抑えようとするが、逆に飲み込まれ危機に陥る。だが、今日まで出会ってきた仲間とのつながりに気づいたセトは開眼し、力を破壊ではなく創造のために使えるようになる。

12話：いま世界を感じて

叙任式を前に街がにぎわうなか、オコホは人に悟られないように出かける。彼女の振る舞いを怪しんでいたブランゴワール卿はオコホを襲う。信じがたいことにオコホはスペクトル・ネメシスを発生させようとしていた。

13話：真実は呪いのように

オコホを操っていたのはモルドレッドだった。モルドレッドは女王ブーディカこそが怪しい組織「世捨て人の信者」とつながっている反逆者であると語る。何を信じたら良いのかわからなくなったオコホだったが…。

14話：君の決意

叙任式は中断された。女王ブーディカは降伏勧告を受け入れず、徹底抗戦が始まる。魔法使い騎士団は戦いに臨むも、突如魔法が使えなくなり危機に陥る。それは商人男爵たちが用意した不気味な装置の仕業だった。

15話：決戦の大地

ディアバルはピオドンの追跡を逃れ、隠れ場所を守るために「世捨て人の信者」に協力していた。意識の空間・シドを通じて、地上が戦争状態になっていることを知ったセトは、急いで地上へ戻るのだが…。

16話：奈落へ誘（いざな）う滅びの調べ

モルドレッドに感情はなかった。彼はきたるべき時に混乱を引き起こすため、父の指示で幼少の頃からカスラーン・マーリンに潜入していた。彼の父・ドゥーサン男爵は、感染者を奴隷にすることが目的であると明かす。

17話：消えゆく命の灯火（ともしび）

ドラグノフはセトを捕らえることが目的であり軍事介入は本意ではないと聞かされていた。しかし、セトを捕らえた後も、軍艦はカスラーン・マーリンを攻撃する。ドラグノフは命令に背き、戦争を止めようとするが…。

18話：黒き竜は舞い降りた

謎の戦士は記憶の石と共によろいに取り込まれたドクだった。女王を救うため駆け付ける戦士は石化能力を持つヴェローヌに阻まれる。サントーリと戦うセトは人間を道具扱いするサントーリの言葉に怒りを爆発させる。

19話：輝くは人の意思

オコホに追い詰められ、商人男爵たちは本性を現した。戦いは終わるかと思われたが、異端審問官・ウルミナが、さらなるハーモニジウムを森に投下。さらにウルミナの強力な奇跡に操られた兵士たちが城壁へと迫る。

20話：君の声が聞こえない

絶望したミルは何もかもを破壊するために暴れる。そしてセトまでもがミルの怒りに反応して暴走し、ウルミナに捕らえられてしまう。危機的状況のなか、オコホは絶望するクイーン・ブーディカにその資質を問いただす。

21話：この大地に花束を

暴走するミルを止めたのは、セトが見つけたジルの忘れ形見だった。新しい命を前にしたミルは希望を取り戻す。この戦いで異端審問所のあり方に疑問を持ったドラグノフは、トルク将軍に問うため本国への帰還を決める。

22話：未来は君とともに